目的
パーツのグレードを上げたPCを新たに自作したが、旧マシンもまだまだ動く(ブルースクリーン頻発していてガタは来ているが)。コストの低いコーディング、動画視聴、文章記載くらいは旧マシンの方が電力的に有利ではないか?
では実際に計測してみよう。
構成
①構成
- Ryzen 7 1700
- Geforce GTX 1060
- ASROCK AB350 PRO4
この構成で多分4年ほど過ごしてきた
初自作であり、当時は満足していたがそろそろ変えてみるかとなり、次の構成に変えた
②構成
- Ryzen 7 5800X
- Geforce RTX 3070 Ti
- MAG B550 TOMAHAWK
ケースも拘って、ぴかぴか光って大満足
でも、我に返ると少し後悔。すげー高かった。グレードを上げたのもあるけど②構成は①構成の1.5倍以上は金かかった。
ビットコインは悪。グラボ高い。
計測
アイドル状態
①構成も②構成もマザボの会社のソフトを使って、パワーセーブ状態
- 動画見てもあまり変わらない
- 室温が25度くらいで①②ともにCPU温度が30度~33度くらい
①構成
- 起動直後:120ワットくらい
- 起動後:52~55ワット
- 55ワット 3時間動作 3.6円(22円/kWh):30日(一か月間)で108円
②構成
- 起動直後:200ワットくらい
- 起動後:80~85ワット
- 85ワット 3時間動作 5.6円(22円/kWh):30日(一か月間)で168円
感想
ネットサーフィンやブログに文字を書くくらいなら、アイドル状態とそんなに変わらない。 さすがにアプリ起動やバックグラウンドで何か動くと違うが。
①構成と②構成のワット数の差は30ワットほど。
自分の賃貸は22円/kWh。電気代的には1時間当たり0.66円の差である。
ものすごく微々たる差だ。日に2時間動画視聴を30日(一か月間)で40円の差だ。
実際はプロセス立ち上げとかいろいろなところで①構成が電力的に有利ではないだろうか?
たとえ高コストなゲームをしなくても、月に100円から200円くらいの電気代の差は発生しそう。
金額(消費電力)でいえば1.5倍くらい低負荷状態でも違うということなのだろう。
ただ、金額的に使い分けるほど気にするほどなのか悩ましい差だ。
総括
試した構成だと、1.5倍くらい違う。ただ、低負荷な利用に関しては元々電気代の額が大きくないので使い分けることがめんどくさくなるのかもしれない。
電源を切っているとき
電源を切っていても
- ①構成 2.0 ~ 2.1 ワット
- ②構成 1.2 ~ 1.4ワット
くらい電気を使っていた
USB給電を①構成はしていて、②構成はしていないようだ。差がある。
電源が入っていなくても、マザボの時計などで電気を必要としているかもしれないが、2ワットも必要なのだろうか?
減らせないかな、と思う。
①構成
- Biosのそれっぽい設定をいじっても変化なし
- Windowsの
電源とスリープ → 電源の追加設定 → 電源ボタンの動作の選択 → 現在利用可能でない設定を変更します → ★高速スタートアップを有効にする(推奨) → 変更を保存
★をオフにするとUSB給電がなくなった
でも変化はなさそう?
②構成
よくわからない
感想
電源入ってなくてもマザボには2ワットくらい必要なのかな?
一度PC電源入れて、PC電源落とすと電源を切っているときのワット数が0.5ワットくらい下がった。あのボタン電池2次電池じゃないよな?なんなんだ?
マザボには電池がある。4年くらい交換してないけど(まさか①構成のブルースクリーンはそこなのか?)。給電してないと電池の電気を使ってしまうので電池の消費が速くなる、的な話を会社の先輩に昔聞いたような?(本当なのかな?起電力的なもの?WDT?)
きっと、意味があって電気を使っているのだと思う。電源が入ってなくても節約でコンセントを抜くのは悪手だと思うので、この2ワットについては気にしないようにしようと思った。